火災保険の豆知識

糸魚川火災の保険金、約12億円=損保協

日本損害保険協会は12日、新潟県糸魚川市で昨年末に起きた大規模火災に伴う保険金支払額が5日時点で約12億円に上ったと発表した。火災保険が67件で11億7517万円、車両保険が13件で987万円だった。 [時事通信社]

昨年12月に起きた糸魚川の大規模火災ですが大変ショッキングなニュースでした。
この災害から火災保険が注目されましたね。出火原因が自分ではなく、他人からのもらい火ならその人が賠償してくれると考えますが、火災の場合は失火責任法という法律があり出火元の責任が問えなくなっています(大きな過失があれば別)
という事は火災の場合「自分の家は自分で守る」というのが基本になります。意外と知らない方が多いですよね。

今回の火災では144軒が被害にあわれているので火災保険加入が67軒で46.5%給付金額は約平均1753万円を受けられている事になります。
約半分の方が、補償が無いという事です。

保険の出口で気を付けたい事
火災保険で気を付けたいのが支払条件です。時価で支払われる保険と新価で支払われる保険の2種類がある事です。時価とは自宅を建てた当時の価値で補償額が設定されていますがそこから年数が経つごとに家の価値が下がり保険の補償額も下がってしまうという事です。いざ家を建て直す時に自分でお金を足さなくてはならないという事です。新価でご契約していれば補償金額を同じ家を建て直せる金額を設定していれば、その金額が補償されます。助かりますよね!
この機会にご自身の火災保険のご契約を確認する事が大切です!
もしもの為の保険です。最低限の火災保険金額でいいのでご加入をお勧めします。
依田

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